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日英バイリンガル子育て応援コラム

ポピー学園

ポピー学園

カテゴリー:教育・英会話
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ポピー学園より第3回

こんにちは。今月はポピー学園から、私、フレデリック美穂がこのコラムを担当させていただきます。よろしくお願い致します。

今回は第三回ですが、残念なことにポピー学園はいまだ夏休み中。学園での楽しい話をお知らせしたいのですが、それはまたの機会になります。8月22日からの新年度、始業に向けて教員各自、着々と準備中です。

私たちの住むAntelope Valleyの地元校は、8月の第1週または2週目から新学期が始まりました。日本にいる家族や友達からは、もう始まったの?と驚かれていますが、なにせ6月頭から夏休み。私の息子もいい加減家にいるのが飽きていたので、お気に入りの大きなバックパックを背負い元気に学校へ通い始めました。息子は幼稚園生から1年生になり、同じ校舎の1つ隣のクラスに移っただけですが「幼稚園より1年のクラスの方が、数倍楽しい」と言っています。幼稚園は知ってることばかりでつまらなかったとも言います。新しいことを知るのが面白い、というのは親としてはとても嬉しいです。

日本語の学習もそうで、全て知らないことだらけなので、息子は興味を惹かれ、ポピー学園は大好きだそうです。この先もそうであってくれたらいいなと思います。私が日本語での会話を徹底してこなかったので息子はたまに日本語を話しても単語ばかりが主で、後悔することがあります。

ただ最近は、自分が日本語で話すと私の気を簡単に惹けると思っているらしく(実際、そうかもしれません。)「お母さん、見て!」「お母さん、来て!」「お水ください」「おなかへった」など、いろいろな要求は日本語です。自分でやりなさい!と言うと、「自分でやりなさい、じゃない」と否定には私の言葉を繰り返したあと「じゃない」とつけてきます。

このごろ、面白い光景がよく見られます。

遅ればせながらですが、息子が理解してるしてないに関わらず、私は息子に対して日本語でしゃべり続けています。すると、アメリカ人の夫がいつも「ママは今なんて言ってたの?」と息子に聞いています。そして毎回ちゃんとした通訳を夫にしてくれます。

日々の会話はちゃんとあの小さな頭にインプットされているのだ、と感心することしばしばです。夫の方は何回同じ単語や会話を説明されてもそのとき納得するだけで、覚える気はないようですが。

やはり、子供の言語の吸収能力はとてつもないのです。私の息子だけでなくポピー学園の子供達みんなにも、今のうちにもっとたくさん日本語を聞いて、話して、アメリカとは異なる文化をたくさん体験して学んでもらいたい!難しい事が多いですが、頑張って子供達をサポートしていきたいと思っています。