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「Top Chef」に出演したシェフのロサンゼルスで最も美味しいレストラン7選

「Top Chef」に出演したシェフのロサンゼルスで最も美味しいレストラン7選
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全米で大人気の料理番組「Top Chef」は世界的にも有名なシェフたちが審査員となり若手シェフ、まだ無名のシェフたちがトップシェフの称号をかけて料理勝負を行う番組です。スピンオフ番組も多く作られるほど人気の番組で、この番組で”トップシェフ”になると、開店資金として10万ドル、料理業界の最先端を知るためにフランスへ招待、有名雑誌で特集が組まれるなどの様々な特典が付いてきます。ここロサンゼルスでも多くの料理人たちがTop Chefに出演しています。この記事ではLAにお店を出しているトップシェフたちのお店をご紹介します。

CJ JacobsonシェフのGirasol

デンマークのコペンハーゲンにあるレストランで修行を積んできたJacobson氏の生み出す料理は色鮮やかな芸術作品のようです。彼はトップシェフに二度も出演しており、その実力は疑う余地がありません。大人気の和牛グリルステーキは柔らかくてとてもジューシー。鯛の丸焼きは豪快なだけでなくトップシェフならではの繊細な味付けが魅力の自慢料理です。ロサンゼルスのハリウッド近くのレストランですので、観光のついでに行ってみてはどうでしょうか。

Brian MalarkeyシェフのIvory on Sunset

トップシェフBrian Malarkey氏のIvory on Sunsetは先月LAのハリウッドにオープンしたばかりのお店です。オレゴン州で育った彼は新鮮な食材に囲まれて育ちました。特にポートランドは世界的にも美食の街として知られているほど美味しいレストランの多い街で、彼はそこで人生で始めてのレストランをオープンし、大成功に導きました。その後はトップシェフのファイナリストに選ばれるなど徐々にその頭角を現していき、たった4年の間に異なる種類の新しいレストランを7店舗もオープンして今勢いのある料理人です。そんな彼がプロデュースするIvory on Sunsetはシンプルなサラダやトースト、肉料理などの一皿メニューが多く、一つ一つの料理に強いこだわりを持って作っていることが伺えます。食材の魅力を限界まで引き出した料理を食べて、ハリウッドでセレブ気分を味わってみてはいかがでしょうか?

Alex ReznikシェフのDITMAS KITCHEN AND COCKTAILS

トップシェフのAlex Reznik氏はニューヨーク出身の料理人でロサンゼルスでDITMAS KITCHEN AND COCKTAILSのオーナーシェフをしています。ロシアからの移民である母の料理を見て育ったことが彼のシェフ人生に大きく影響を与えたそうです。ヨーロッパ中を巡る旅を終えた後に、ラスベガスの5つ星レストランでシェフとしての人生をスタートしたAlex氏はその後も多くのレストランで修行を積み、料理の腕を磨き続け、遂にトップシェフに選ばれました。メニューの種類は実に豊富で、ハンバーガー、ステーキから、ラム肉サラダ、パスタなど様々な料理を楽しむことができます。マスタードやソルトと一緒に食べるニューヨーク・プレッツェルは特におすすめです。

Michael VoltaggioシェフのInk

Michael Voltaggio氏は6thシーズンのトップシェフの優勝者です。彼は料理の専門学校に行くお金が無かったため、 The Greenbrierという企業の料理人見習いプログラムに参加し、21歳からフロリダのリッツカールトンホテルにて料理人としてのキャリアをスタートしました。自慢料理のチャコールポテトは自家製サワークリームと黒酢で味付けされており、外はサクサク、中は柔らかで、シェフの創作性と技術力の高さを証明してくれる最高の一品です。人気デザートのAppleはスコットランドの伝統菓子であるショートブレッドに、アイスクリームとキャラメルソースをかけたもので、崩れたアップルパイのような見た目から名前をつけられました。一度食べたら病みつきになること間違いなしのデザートです。一流の中でも超一流のシェフMichael Voltaggio氏の料理を食べてみたい方はハリウッドを訪れてみてください。

八木久二子シェフのHINOKI & THE BIRD

ロサンゼルスにあるHinoki & The Birdの八木久二子シェフは異色の経歴を持つ料理人として知られているトップシェフです。日本に住んでいた頃は銀行に勤務していましたが、結婚を機にアメリカで料理人としてのキャリアをスタートしました。料理人としての経験など全く無かったにも関わらず、並々ならぬ努力を積み重ねた結果、5年間でフランス料理の名店SONAの副料理長に昇格し、現在では日本の食材を使った繊細かつ大胆な料理で大人気のHinoki & The Birdでご活躍されています。おすすめ料理はチリクラブトーストでチリソースのかかった熱々のクラブと歯ごたえの良いキュウリの二つが交じり合い、味、食感、香り、見た目、どれをとっても最高の一品です。ロブスターバターラーメンはたまにしかメニュー表に載らないレアメニューです。ロブスターの塊が、大量に入っており、クリーミーなバターと共にスープに味が浸み込んでいます。値段はロブスターが入っている分$26と少し高いですが、味は人生で最も美味しかったラーメンとして記憶に残るでしょう。日本人シェフのレストランということもあり、日本人として一度は訪れたい一流レストランです。

Brooke WilliamsonシェフのTripel

アメリカといえばハンバーガー、ハンバーガーといえばロサンゼルスのTripel。Brooke WilliamsonシェフのTripelはアメリカらしさ満載の最高のハンバーガーショップです。
彼女はこれまでの人生を全て食べ物に捧げてきたといっても過言ではありません。LAで生まれ育ち、若いときから料理学校のアシスタントとして料理人キャリアをスタートしており、18歳の時にはArgyle Hotelという料理に定評のある超高級ホテルの厨房で働き始めました。才能溢れるWilliamsonシェフはその後、SantaMonicaのレストランにスカウトされ、たった1年で副料理長に昇格しました。その後も数々の有名レストランに勤め、TopChefに出演し、正真正銘のトップシェフとして現在はTripelの料理人をしています。そんな彼女がシェフを務めるロサンゼルスのTripelの一押し料理はThe Tripel Burgerです。店の名前にもなっている大人気のハンバーガーで、自家製のアプリコットジャムが厚みのあるジューシーなビーフの味を際立たせています。サンタモニカビーチに遊びに行くついでに、Tripelでロサンゼルス一美味しいハンバーガーを食べてみてはどうでしょうか。

Fabio VivianiシェフのCafe Firenze

Fabio Vivianiシェフは有名なイタリアンシェフで、テレビ番組Top Chefの人気投票では「Top Chef Fan Favorite」に選ばれたほどの名実ともにトップのシェフです。イタリアで育ったFabioシェフは幼少期から料理に対して情熱を持っており、11歳のときに地元のベーカリーで働き始め、若くして重要なポジションを任されていました。その後も料理の道をひたすら走り続け、27歳の若さで7つのレストラン、さらに1つの農場と2つのナイトクラブまで経営していました。彼自ら運営するウェブサイト(http://www.fabioviviani.com/)は20数年に及ぶキャリアから生み出されたオリジナルのレシピを公開しているので、料理の参考にしてみてください。そんなFabio Vivianiシェフは現在ロサンゼルスでCafe Firenzeというイタリアン料理レストランを経営しています。彼の作るイタリアンは全て美味しいのですが、特におすすめなのはRavioliです。イタリア名物のゴルゴンゾーラから作られたチーズソースを脂の濃厚な旨みと柔らかさを兼ね備えたリブ肉にかけた料理で、一口食べただけで幸せな気分になれる絶品イタリアンです。イタリアンが好きな方はCafe Firenzeで本物のイタリアンを味わってみてはいかがでしょうか。

掲載日:03/11/16 記者:佐藤

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