Los Angeles Town

B Sweet Dessert Barは2014年の8月にロサンゼルスのジャパンタウンにオープンしたデザート・バーです。看板メニューのHaloは、Culver Cityのベーカリーから取り寄せた穴の空いてないドーナツにアイスクリームを挟んだお菓子で、甘党にはたまらない一品です。ウベとよばれる紫芋のフレーバーと抹茶のフレーバーのアイスクリームはMagnoliaというアイスクリーム店から、その他のフレーバーはThriftyというお店から取り寄せています。どちらのアイスクリーム店もロサンゼルスでは名の知れた有名店です。シェフが手がけるスイーツ・マジックをぜひ一度ご堪能ください。

Barton G. The Restaurantは2014年にロサンゼルスのウェスト・ハリウッドにオープンしたレストランです。グレーで統一された店内の所々にピンクや紫などのインテリアが目を引く、おしゃれなお店です。盛り付けにとことんこだわるというシェフは、デザートには特に気を使っているそうです。ペイストリーシェフのMicheal Lunaさんと共同で開発したMarie Antoinette`s Head（マリーアントワネットの頭）というメニューは、バブルガム・コットン・キャンディーというピンクのわた飴を使った独創的な一品です。ベースの部分にはクリームチーズ風味の粉砂糖がかけられ、クリームチーズにディップされたイチゴがトッピングされた、何ともリッチなバニラケーキのスライスが盛りつけられています。その周りにはイチゴとラズベリー、クリームチーズにホイップクリームが宝石の様にちりばめられ、とにかくゴージャスな見た目になっています。

油で揚げたアボガドはアメリカン・ロールの定番となっています。Border Grillでは、ディープフライされたアボガドをアレンジしたおいしいメニューを食べることができます。アボガドを揚げる前に、アボガドをキノアとアマランス（ひゆ科の植物）、ブラックセサミにまぶします。それをディープフライした後、チポトレ・サルサ、グリルされたコーン・レリッシュ、オニオンのピクルスと一緒に柔らかいコーントルティーヤに挟みます。Avocado Tacosとよばれるこのメニューは、オーガニックライスとブラックビーンズとセットで楽しめます。

チュロスにアイスを挟んだら美味しくなると思いませんか。Churro BoroughはLos Feliz Villageにあるお店で、今年からこのサクサクとしたディスク型のチュロスを自家製のアイスクリームで挟んだChurro Boroughオリジナルのメニューを販売しています。チュロスは注文を受けてから揚げられ、シナモンシュガーがふりかけられ、メニューボードにあるどんなフレーバーとも相性抜群です。他にも、スパイシー・ホット・チョコレートにCyperus esculentus（ヨーロッパのカヤツリグサ）の地下茎の汁やお米などを主原料として、砂糖や蜂蜜、スパイス等で作るオルチャータ・シャーベット、ストロベリーバターミルクなどもオススメです。

BellにあるCorazon Y Mielは人気のラテン系レストランです。オススメは七面鳥の骨付き肉をアレンジしたpan con chompipeで、エルサルバドル風のオープンサンドイッチです。七面鳥は、24時間、塩、砂糖、ベイリーフ、こしょう、にんにくの入った塩水に浸された後、油でじっくりと調理されます。出来上がった七面鳥には、マヨネーズ、マスタード、溶けたバターがトッピングされます。その上にCurtidoとよばれるキャベツのサラダ、ベビーキャロット、唐辛子、カリフラワー、ラディッシュのピクルス、ケーパー、トマト、アナットシード、ごま、パンプキンシード、ウスターシャーソース、ケーパー汁が入ったオリジナルのソースが足されます。

DK`s Donuts & Bakeryではディープフライしたワッフルを食べることができるお店です。24時間365日営業しているこのお店は、カンボジア出身のTao夫婦が1981年にオープンしました。看板メニューはドーナツのワッフル版であるWow-Nutです。ディープフライされたレッドベルベットのワッフルには、クリームチーズアイシングと紫芋のクランブル（細かくしたもの）がトッピングされます。ホワイトチョコレートやクラッシュオレオにしたワッフルも美味しいと定評があり、ファンの多いお店です。

The Fat Dogはウェストハリウッドとノースハリウッドに店舗を構える人気の居酒屋です。店名のFat dogはオーナーのペットに由来するそうで、どちらの店舗にもペットの犬の絵が飾られています。このお店ではFried Picklesをいただくことができます。Fried Picklesとは、お祭りなどで売られているアメリカの人気スナックで、Dill（キュウリに似たもの）のピクルスをフライしたものです。The Fat Dogでは、フライする前に、ベイリーフ、コリアンダー、チリフレークの入ったお酢につけて更に風味をつけたオリジナルの衣をつけて揚げています。一緒に提供されるヨーグルトベースのピリ辛ソースととても相性がよく、とにかく後をひくメニューです。

AlhambraにあるIce Queは、Quenelle Icecreamのオーナーとしても知られる人気のペイストリーシェフ、John Park氏が経営するお店です。Park氏が新たに生み出した2015年の最新のデザートは、アメリカのお祭りで見かけるfunnelle cake（揚げたケーキ）を模した、funnelle cake ice creamです。厚めの円筒状のアイスクリームを粉砂糖にまぶしたFunnelle cakeでサンドしたお菓子です。小豆、紫芋、ブルーベリーなどのフレーバーもあり、火曜日と金曜日の夜に販売されています。

The Lobsterでは、ロサンゼルスで最も贅沢なコーンドッグを食べることができます。コーンドッグとは、アメリカンドッグの衣にコーン・ミールの生地を使ったもので、香ばしい風味が特徴です。中に入っているソーセージは、メーン産のロブスターとエビ、ポークの油で作られています。蒸したロブスターソーセージをコーンミールの生地にまぶし、ディープフライすれば、高級なコーンドッグの出来上がりです。一緒に提供されるハニーマスタードとスパイシーチリオイルととても相性が良いです。

Stick StationはOld Pasedena のMiller Alleyのはずれにあるジェラートショップで、おいしくて見た目もかわいい棒付きアイスが食べられることで有名です。ローストされたヘーゼルナッツにピーナッツバター・チョコレートといったリッチなフレーバーから、レモン、マンゴー、ストロベリーなどのシャーベットベースのものまで、バラエティーに富んでいます。選んだ棒付きアイスを溶けたチョコレートにディップし、チョコレートやキャラメルなど、種類豊富なトッピングから好きなものを選んで足していくこともできます。オススメは、砕かれたピスタチオと、サクサクした食感が楽しめるホワイト、ダーク、ミルクの3種類のチョコレートビーズ（チョコの小さな玉）がトッピングされたアイスです。