Los Angeles Town

ロサンゼルス
日本

ロサンゼルスタウンがゆく!

コラム Column

走るセールスマン 〜2015 LAマラソン〜

Takenori Koyama

Takenori Koyama

カテゴリー:スポーツ

走るセールスマン 〜2015 LAマラソン〜 Vol.9 当日

いよいよ当日!

昨晩は、遠足前日の小学生のように寝付けず、寝たのは夜中の12時頃で起きたのは日曜日の4時。 またやってしまった・・・眠さをこらえてスタート地点のドジャーズスタジアムへ向かいました。 スタートは6時55分で日の出は7時予定。着いた時は薄暗かったのですが、スタートに連れて明るくなり、ほぼ日の出とともにスタート。

最初はWheel Chair(車椅子)から始まり、30回連続出場のレジェンドランナーがスタート、次にプロのエリートランナーがスタートし、一般がスタートする。スタートの音が鳴ってから3万人近くのランナーがゆっくりと波に乗ってスタートする。最初は団子状態になって、遅いランナーを抜かすのが大変。ジグザグ走行で無駄な走りをしてしまう。

スタジアムから坂を下りてチャイナタウンを目指す。それからリトル東京を抜け、心臓破りの坂を駆け上がると和太鼓が応援してくれる。次は湖の畔を抜けて、ハリウッド方面へ向かうと、ご存知ハリウッドの看板が近づいてくる。道には大勢の観客やバンドがいて激励してくれるから、これが活力となるんです。

トイレに行くとタイムロスになるので、水分は適度にしているのですが、脱水症状にならないように出来るだけ取るようにしました。8マイル地点には有森さんが応援に駆け付けて下さり、ハイタッチ。 またパワーをもらいました。それからハリウッドのドルビーシアターやチャイニーズシアターを抜けて、ビバリーヒルズへ。有名なブティック街のロデオドライブを走り抜けたところで約17マイル。20マイルから、足が自分のものではなくなってしまい、足が前に出なくなってしうのですが、何とか気合いで乗り越え、体力の限界に近付いてきたところで、4時間切りを狙っていた私は、何を思ったから時間を計算違いしており、このままのペースでは4時間切れないことに気付き、残り2マイルでラストスパートを掛けて、周りのランナーをごぼう抜きにしながら、サンタモニカの海に到着。

あと少しのところでまた有森さんが応援に。「有森さん!」の呼びかけに「頑張って!」と返して下さり、最後の力を振り絞り13回目にして最高記録の3時間51分でゴールしました。

予想されていた猛暑も日陰を選んで走ったお蔭と、暑くなる前にゴールできたことで、天気には邪魔されませんでした。来年は猛暑を避けるために2月に開催されるそうです。1週間ほどはランをお休みし、また来年に向けて走り始めようと思います。

みなさん応援ありがとうございました。