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SHARE日本語プログラムは乳がん・卵巣がん・子宮がんと闘う

SHARE日本語プログラム

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カテゴリー:健康
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TEL: (347) 220-1110

乳がん月間の​10​月も終わり、​40​歳以上の女性の皆さんはマンモグラム検診には行かれましたか?

今年はコロナ感染の心配も重なって、定期検診を受ける人が減っているようです。

乳がんは早期に発見する事が出来るがんです。しかし痛みを伴う事が少ない為に、後回しになりがちです。その理由の一つとして、「忙しくて時間が取れなかった」という方もおられるのではないでしょうか。

早期に発見できなかった場合は、カレンダーが病院や医師との予約で一杯になるほど治療で忙しくなります。忙しかった毎日の中でさらに忙しく治療をすることになりかねないのです。

日本人はデンスブレスト(高密度乳房)の方が比較的多く、マンモグラムだけでは腫瘍が見つけにくいという難点があります。

州によって違いがありますが、マンモグラムを撮りにいった時に、検査結果以外に何も言われなかったら、自分の胸はデンスブレストであるかどうかを確認してください。もしもデンスブレストであった場合は、超音波検診(ウルトラサウンド/ソノグラム/エコーグラム)を受けられるようにリクエストして下さい。

デンスブレストであった場合、超音波検診が自動的にオーダーされる州もありますが、そうでない州もあります。超音波検診が必要な理由がデンスブレストである場合は、健康保険は適応されるはずですが、はっきりしない場合はご自分の加盟する健康保険会社に確認を入れると良いでしょう。

40​歳以下でも胸に異変を感じる方は、産婦人科や一般診療医にマンモグラムのリファーラルを書いてもらえば、保険対応になります。

常に自分の胸の状態を知り、窪んでいる、しこりのようなものを感じる、乳首から分泌液が出る、痛みがあるなど、変化に気付いたら、定期検診を待たずに検査を受けるようにする事で、たとえ乳がんと診断されても、化学治療や放射線などの重い治療をしないでも済む事につながります。

乳がん検診についてご心配やご相談のある方、また乳がんと診断された方など、早い時点でSHARE日本語プログラムに相談ください。